北九州市にある整体院「快整体院」様のチラシデザインを作成しました。
こちらの売りは”慢性痛に強い”という点です。
そこで、慢性痛の代表ともいえる「腰痛」に絞ったキャッチコピーにしました。
マーケティングでよくいわれる「ターゲットを絞る」ということですね。
実は、ターゲットを絞った方がいいということをご存知の方は多いのですが、実際にターゲットを絞ったコピーや文章を書いている企業はそれほど多くありません。
絞り方が分からなかったり、本当に効果があるのか疑心暗鬼になっているのではないかと思います。
「腰痛専門といわれたら、腰痛の人しか集まらないのではないか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
ターゲットを絞る理由は「絞れば絞るほどそのターゲットに刺さるから」というのが一番の理由ですが、もう一つ理由があります。
それは「独自性を出せる」ということです。
ターゲットにしか刺さらない言葉にすることで表現が際立ち、競合との違いが明確になり、結果的にその業界において独自性を持った目立つ存在になります。
際立つことで注目され、多くの人に受け入れられるようになると”ファン”が増えるのです。
これは大手より、中小企業や個人、店舗のほか、新規事業の場合に効果を発揮します。
「経営資源が限られているときはターゲットは絞り込むべき」というのは、ランチェスターの第一法則から導き出された戦略でもあります。