静岡県湖西市にある社会保険労務士渡邊事務所様のチラシを作成しました。
社会保険労務士の業務は幅広く、すべてを紹介することで焦点がぼやけてしまうため、チラシを作成する場合は、業務を絞る必要があります。
まずはチラシの特性を知る
チラシは、直接お客様の手に渡ることを目的としたプッシュ型のダイレクトメディアです。
ユーザーが情報を取りに来るインターネットと違い、お客様の知らない情報を伝えることができるのでインパクト大です。
さらに、チラシを利用するメリットのひとつは「保存性」。中には1年前に配布したチラシを見て連絡する人もいらっしゃいます。
特に士業の場合、お客様は今すぐ依頼したいというより「いつかの何かのときのため」として連絡先をとっておきたくなります。
そこで、チラシを保存するお客様が多いことを最初から意識し「いつでもお気軽にご連絡ください」「最新情報をご確認ください」といったメッセージをチラシに記載しておくのも効果的です。
これだけデジタル社会が普及していても、チラシはアナログだからこそ強力な宣伝ツールになります。
対象の人の課題を把握する
今までの士業は、顧問契約の顧客を増やすための営業活動に焦点があてられていました。
その流れは今も変わりありませんが、近年は労使問題のみ、人材育成のみ、など部分的なニーズも高まっています。
お客様は今何に悩んでいるのか、何を解決したいのか、働き方改革などの時代の流れとともに、把握することが重要です。
渡邊事務所様では、助成金のニーズをとらえ、複雑で数多くある助成金の中から「人材育成」に関するものだけを取り上げることで、ターゲットに刺さるメッセージになっています。
とにかくハードルを下げる
士業の「敷居が高い」というイメージは、今でも根強く残っています。
無料相談しますよと伝えても、本当に無料なの?どこまで無料なの?と、行動に移してもらうことが難しいのが現状ではないでしょうか。
そこで、最近よく見かけるのが「無料診断」という言葉です。
「診断」には、簡単かつ簡易的なイメージがあり、無料と言われてもあまり違和感がありません。
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士業の場合、お客様が知りたいのは「依頼した方がいいかどうか(メリットがあるかどうか)」です。
そこをクリアするためにも、依頼した方がいいかをまずは無料で診断しますというメッセージを送ることでハードルがさがり、連絡をとりやすくしています。