こんにちは、狩生です。今回は神奈川県の工務店、株式会社「平建(たいけん)」様のチラシを作成させて頂きました。
チラシ=メリット?
今回のチラシにはお店の方の「おもい」をたくさん載せました。「おもい」と言うのは、その店独自の「こだわり」でもあります。こちらの工務店の「おもい」を読むと『ただ家を建てるだけではない、ただリフォームするだけではない。』と言う「こだわり」が伺えます。
チラシで大切なことは“チラシを受け取った人にどんなメリットがあるか?”です。チラシデザインがどんなに素晴らしくても、人は自分にメリット(利益)が無ければ電話もしません。
ですから、ただ商品やサービスの紹介をするだけでは、読み手は動かせないのです。チラシには上手く「お客様のメリット」を載せておかなくてはなりません。
今回、たくさんの「おもい」を載せたのは。このお店の場合、「おもい」こそが「お客様のメリット」だったからです!
例えば…
★「家族がコミュニケーションをとりやすい間取りを提案します。」
★「必ずお話をじっくり聞かせていただきます。」
★「当店は営業マンがおりません。絶対売り込みません。」
…このようにお客様にとっての「メリット」ばかりです。だからこそ積極的に色々「おもい」を載せました。
本来ならば「チラシではあまり語りすぎない、文字はなるべく減らしてスッキリ見やすく。」と言うのがセオリーなのですが、今回は多めに「おもい」を語りました。「平建」様の家へのこだわり、お客様への愛情、家づくりの情熱が伝わると思います。
対象の方が『商品の売り』に価値を感じること
チラシにおいて「対象の方」と言うのは、「チラシで宣伝する商品・サービスを買って欲しい人」のことです。今回の場合でしたら、家を建てたい人…特にご家族のためにマイホームを建てようか、と考えているご夫婦のことです。
家を建てる場合、大手ハウスメーカーと必ず比べられます。だからこそ、違いである売りを明確にする必要があります。
『商品の売り』は「しっかりお話を伺い、お客様とそのご家族にとって暮らしやすい家づくりをいたします。」という部分です。「一般的なものではなく、家族が暮らしやすい家を建てたい!」と思っている人には、ぴったりです。
しかし、たまに“商品もその売りも理解しにくい…”と言う商品があります。見慣れない発明品などがそうです。使い方を説明されても、便利かどうかも分からない…と言う場合は、チラシも更なる「工夫」が必要です。