この記事は喫茶店で書いていますが、喫茶店に入る前に、道端でたまたま知人と遭遇しました。
私は歩いているときは、たいてい何か考えながら歩いているので、あんまり周りが見えていなかったりします。(どういう見せ方がいいかな、あのセールスレターどういう流れがいいだろう・・・と)
完全に自分の中に入っていたときに、、、
「狩生さん!」って呼びかけられました。
私は我に返り、ふっと横を見ると、セミナーなどで何度かお会いしている方がいたのです。
「あっ、、、あぁ、久しぶりですね!!」
現実世界に戻るまでにタイムラグが少しありましたが、なんとか戻れたのはこの“呼びかけ”があったからです。
今日は、呼びかけの話。
呼びかけられないと止まってくれない。
町中で歩いているときに誰か知り合いを見かけたら、最初にかける言葉はなんですか?
おそらくほとんどの方が「●●さん!」ではないでしょうか。
もしくは、「こんにちは!」ですかね。
名前等で呼びかけないと、こちらを振り向いてくれないので、まずは呼びかけます。
呼びかけられずにいきなり話し出したら、ビックリしますよね。もしくは、素通りされる・・・。
チラシで呼びかけているか?
これ、チラシでも同じですよね。
いきなり商品説明に入る、サービス料金の話をする、セールだということを訴えかける。
ちょっと待ってください。
まだこちら(読み手)の準備が整っていません。
なのに、説明をはじめるっておかしいですよね?
まずは呼びかけ。
呼びかけないといけないのです。止まってもらうための方法です。
日常ではそうしているのに、「チラシ」という媒体になると、急に“売り手”としての情報を提供するだけになってしまいます。
チラシを作ろうと思ったときに、一度チラシから離れて考えるといいかもしれません。目の前のことに集中すると、周りが見えなくなります。集中することは良いですが、【思い込み】になってしまっては本末転倒。
だからこそ、思い込みを外して、原点にかえってみませんか?
枝葉(テクニック)はすぐに変わりやすいですが、基本原則はいつの時代も変わりません。