「デザイン」というのは大切な要素のひとつです。
しかし、要素のひとつに過ぎません。
だからこそ、優先順位として「どの位置にあるのか?」を認識しないと、“反応がないチラシ”ができあがってしまいます。では、デザインの役割とはいったいなんでしょうか?
結論から申します。
デザインの役割は、第一に「コンテンツを整理すること」です。
コンテンツをキレイに見せるための作業に該当します。
たとえば、“食べもの”で考えるとわかりやすいかもしれません。
この前、はじめて「キルフェボンのタルト」を購入しました。自分用ではなく、プレゼント用です。(そもそも私はケーキをほとんど食べません・・・)
「どれを選ぶか?」に関してまったくわからないので、ほとんどお任せでお願いしました。たぶん、お店の人にお願いしたほうが間違いないだろうと。
そして、お会計。そのときに、キレイにパッケージしてくれたんです。ユニークなパッケージで「こんな風になっているんですね」・・・と店員さんについ話したぐらいです。
写真は撮っていませんが、シンプルでオシャレなパッケージでした。(検索するとすぐに出てくるかと思います)
このパッケージが言わば「デザイン」に当たる部分です。
デザイン性がよければ、感情が高まります。タルトがより食べたくなります。プレゼント用にも最適!
でも、実際食べてみたときに、まずかったらどうします?
(もちろん、キルフェボンのタルトは美味しかったです)
つまり、こういうことです。
中身(コンテンツ)がダメな状態で、いくらキレイにパッケージングしても意味がないということ。少しは効果があるかもしれませんが、効果性がとても低いということです。(もっと他にもやることあるでしょ)
「外見が良くないと、中身が良くても見られない」ということもありますが、そもそも中身がないと、外見で惹きつけても短命で終わってしまいます。
※ちなみに、対象の人によってデザインの重要度が変わってきます。
(客層によるデザインの違いですね)
私がお伝えしたいことは、中身(コンテンツ)からしっかりつくっていきましょう、ということです。コンテンツがしっかりしていないと、いくらデザインでお化粧しても意味ありません。化けの皮はすぐに剥がれます。
コンテンツを充実させてから、お化粧しなきゃいけないのです。
この順番を間違えのないように。