こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。
販売や営業では、どうしても「売る」ということを重視しがちです。
売れるにはどうすればいいか?…で考えると、【テクニック寄り】の発想になってしまうのです。
もちろん、売れていく必要はあるのですが、売るテクニックばかり学んでいると、
- いかにして買わせるか
- 相手を誘導するための手法
- 売れる心理テクニック
…といった戦術ばかりに目が向きがちです。
気持ちを把握したほうが早い
最終的にテクニック的なことを利用するのならよいのですが、順序が先だと“怪しい営業”“怪しい販促物”ができあがってしまいます。
まずは、対象の人の気持を把握することのほうが大事です。
当たり前といえば当たり前なのですが、
- どういう気持ちをもっているか
- どのような課題を抱えているか
- フラストレーションを抱えている場面はどんなときか
など、気持ちを把握することから考えてみることを、私はオススメしています。
そうすることで、「どういう言葉に反応してくれるか?」がわかるようになっていきます。
たとえば、食事にお誘いしたい人がいるときは、その人に向けた言葉を考えます。
でも、1対多数になってしまうと、なぜか気持ちは考えずに、細かいテクニックなどで対処しようとするのです。(この言葉をキャッチコピーに入れたほうがいい…とか)
それって本質的ではないですよね。
そして、短期的な視点でもあります。
経営はマラソンのようなものですから、できるだけ長く続くような関係をつくりたいものです。