こんにちは。ワードメーカー株式会社の狩生孝之です。
今回は、研究者向けに提供される研究支援プラットフォームのチラシ制作事例をご紹介します。
専門性の高いサービスを扱う企業や団体では、「サービスの価値はあるのに伝わらない」「説明が難しくて問い合わせにつながらない」といった課題を抱えることが少なくありません。
今回の制作でも、サービスの特徴を単に並べるのではなく、研究者の方々が自分ごととして理解しやすい形で伝えることを意識しました。
同じように専門サービスを提供している企業の方にとっても参考になるポイントがありますので、ぜひ最後までご覧ください。

制作の背景と課題

研究支援サービスやデータ活用サービスは、非常に価値の高い取り組みである一方で、内容が専門的になりやすい傾向があります。
そのため、サービス提供側が伝えたい内容と、利用を検討する側が知りたい内容にズレが生まれることがあります。
私たちがまず大切にしたのは、「何ができるサービスなのか」ではなく、「研究者がどのような課題を解決できるのか」を整理することでした。
研究分野では、
- 被験者募集の負担
- データ収集の手間
- 研究データ管理の煩雑さ
- 先行研究との比較検討
- 研究活動に集中できる環境づくり
といった課題が発生しやすくなります。
そこで今回の制作では、機能説明だけではなく、研究活動の中でどのように活用できるのかが伝わる構成を意識しました。
ターゲットに伝わるように意識したポイント
今回のチラシは研究者向けのサービス紹介という位置付けでした。
私たちが意識したのは、「研究者が抱える課題」と「サービスの提供価値」を結び付けることです。
サービスの説明だけを読んでも、自分に必要かどうかは判断しづらいものです。
そこで、
- どのような研究で活用できるのか
- どのようなメリットがあるのか
- 研究活動のどの部分を支援できるのか
といった視点で情報を整理しました。
また、専門的な内容であっても、読み進める中で自然に理解できるよう、情報の優先順位を明確にしています。
デザイン・構成で工夫したこと

今回の制作では、研究分野とデジタルゲームというテーマの両方が伝わるように構成しました。
表面では、まず「デジタルゲーム研究を加速させる」というメッセージを大きく配置し、サービスの存在意義が一目で伝わるようにしています。
その上で、ゲーム利用シーンやデータ分析を連想させるビジュアルを組み合わせ、研究とデータ活用の関係性を直感的に理解しやすくしました。
裏面では、サービスの特徴を整理しながら紹介しています。
特に意識したのは、機能を並べるのではなく、利用者にとってのメリットとして見せることです。
例えば、
- データ収集ができる
- 管理業務を効率化できる
- データ活用を支援できる
といった価値を分かりやすく整理することで、研究者が利用イメージを持ちやすくしています。
また、全体をブルー系で統一することで、先進性だけでなく信頼感も演出しています。
研究分野の販促物では、派手さよりも安心感や専門性が重要になるため、色使いや余白の設計にも配慮しました。
この制作事例から学べるポイント
今回の事例から学べることは、「専門性の高さをそのまま伝えない」ということです。
専門サービスほど、提供者は機能や技術の説明に重点を置いてしまいがちです。
しかし実際に利用を検討する方が知りたいのは、その機能によって何が実現できるのかという点です。
そのためには、
- 誰に向けて伝えるのか
- 相手はどんな課題を抱えているのか
- どの価値を最優先で伝えるべきか
を整理することが重要になります。
デザインは、その整理された情報を分かりやすく伝えるための手段です。
ワードメーカー株式会社が大切にしていること

私たちは、チラシやホームページを制作するときに、単にデザインを作ることを目的にしていません。
まず整理するのは、
- 誰に届けるのか
- 何を伝えるべきか
- どのような行動につなげたいのか
という部分です。
今回のような専門性の高いサービスでは、特に言葉の整理が重要になります。
優れたサービスであっても、相手に伝わらなければ選ばれることはありません。
だからこそ私たちは、サービスの強みや価値を整理し、相手に伝わる言葉へ変換することを大切にしています。
また、チラシだけでなく、ホームページ、ランディングページ、広告運用なども含めて、目的に応じたご提案を行っています。
まとめ
専門性の高いサービスほど、「何をしている会社なのか」よりも、「どんな課題を解決できるのか」を整理して伝えることが重要になります。
ワードメーカー株式会社では、デザインだけでなく、ターゲット設定や訴求整理、導線設計まで含めて制作を行っています。
販促物づくりについてお悩みの際は、ご相談ください。


