チラシをはじめ、紙媒体の反応率がどんどんと下がってきていることはご存知かと思います。モノが溢れる時代、広告が珍しくなくなったというのが大きいな要因です。
毎日のように広告に出会うと思いますが、スルーすることがあなたも多いのではないでしょうか?もしかすると広告に出会っていること自体に“気づいていない”かもしれません・・・
どんな広告でも同じですが、“知らないものにはなかなか手を出せない”という傾向があります。なぜなら、信頼できないからです。「本当に大丈夫かなぁ?」と思っているのです。
対象の方の心理状況から考えるとわかりやすいでしょう。
自分自身で考えてみると、もっとわかりやすいかもしれません。
たとえば、ポストにチラシが入っていて行動した覚えはありますでしょうか?
おそらく、ピザなどの宅配チラシぐらいではないかと思います。あれらの宅配チラシが功を奏しているのは、第一に認知されているというのが大きいです。第二に繰り返しポスティングされるというのも大きな要因です。
そこで、私がご提案しているのが“ステップチラシ”です。
「ステップチラシ??」
ステップチラシとは造語です。
ここでは、“ステップを踏んで配布するチラシ”のことをいいます。
単発のチラシで終えるのではなく、複数回接触することで信頼していただき、問い合わせいただくというものです。
なぜステップでのチラシが必要かというと、単発では博打的要素を含むからです。単発の場合、対象の方がちょうどそのタイミングでないかもしれません。また、単発では「信頼できるかどうか」という部分でクリアできない場合が多いのです。
宅配のチラシがやっていることは、複数回接触です。
認知度を高めて忘れられないようにすることと、タイミングが来たときに問い合わせしてもらうことです。シンプルですけど、効果的な方法です。
シンプルな方法ほど見落としがちですが、ステップでチラシを配布することで、認知をしていただきながら、利用するメリットを感じていただき、信頼していただく・・・ということが可能になるのです。
もちろん、複数回のチラシにはストーリーが必要です。
どのような流れで配布していくかを設計することが大切になります。