こんにちは、狩生です。今回は有限会社オールニーズ・オブ・ジャパン様の「スマートフォンサイト制作代行」のダイレクトメールチラシを作成させていただきました。
必要な人に必要なことを
猛暑日の「喉が渇いたな~」と思ってときに、
「キンキンに冷えた生ビールはいかがですか!?」
・・・と呼びかけられたら、思わず足を止めて、その生ビールを見てしまいますよね。
しかし、全くのどが渇いていない、そもそもお酒なんか飲まない、と言う人なら素通りすると思います。必要も興味もないからです。当たり前かもしれませんが、これはチラシにも当てはまります。チラシは必要や興味があるから見るものなのです。
チラシを作る際は、対象の人(商品やサービスを購入して欲しい人)の悩みを解決することを第一に考えて作成すべきです。そして「悩みを解決します!」という呼びかけからスタートさせれば、その“解決”を必要としている人が読んでくれるのです。
今回は「お店や商品のスマートフォンサイトを作りたいけれど、そんな知識や技術がないし…困ったなぁ。」と言う人々のために、スマートフォンサイトを代行で制作する会社のチラシです。
ですから、最初に大きく
「スマホ経由のお客様を取り逃がさないようにしませんか?」
と言う“呼びかけ”を入れました。
このようにチラシをスタートさせれば、スマートフォンサイトに関してアンテナを貼っている人は読んでくれます。
「デザインの役割」は何か?
最近は様々なデザインのチラシを見かけます。斬新だったり面白かったり…。しかし皆様は「チラシデザインの第一の目的」は何だと思いますか?
デザインの一番の目的、それは格好良く見せることではありません。
「コンテンツ(情報の内容)を整理すること」です。
勿論「クールで格好の良いチラシを作りたい」と言う目標があれば、最終的にはクールなデザインのチラシを目指します。
しかし、あくまで第一に考えるべきことは「コンテンツをキレイに見せること」です。どんなにクールなデザインのチラシでも、読みにくくて何の宣伝か分からない…と言うチラシでは勿体ないと思います。
今回のチラシは、色も多用せずシンプルにしています。コンテンツごとにハッキリと区分し、分かりやすくまとめました。そうすることで、情報量が多い割には、スッキリとしたチラシに仕上がっています。
そしてやはり肝心なのはコンテンツの中身です。あなたもチラシを作るときには「デザイン」よりも中身が大事なこと、デザインはあくまでコンテンツのためにあることを、どうか忘れないようにしてください!