中国語教室のチラシ集客に関するこんな相談がありました

チラシコンサルティング

先日、中国語教室を運営されている方から「もっとチラシで集客したい!」ということで相談をいただきました。チラシコンサルティングのような形です。

私はチラシに関する質問があったときに、チラシに関する回答はしません

なぜか?
(ひねくれているということではありません・・・)

なぜなら、チラシというのは“アウトプット”の枝葉に当たるからです。

枝葉の部分を一生懸命に観察したところでわかることと言えば、“ほんの些細なこと”だけです。しかも、枝葉だけを見ておこなったアドバイスは間違っている(方向性が違う)可能性すらあります。

「顕在化」された部分がチラシになるので、「潜在化」していること関する情報を引き出す必要があるわけです。

中国語教室のチラシ集客に関して・・・

私はまず、現在、「どのような状態にあるのか」をお聞きしました。「そもそもどんな生徒さんがいるのだろう?」という疑問が湧いたのです。

狩生
「実際、どんな人がいるんですか?」

Aさん
「そうですね。結構いろんな方がいますよ、幅広く。小さな子からおじいちゃんまで。こんな人やあんな人や・・・」

狩生
「その中でも、割合として多いのはどんな方でしょうか?」

Aさん
「ん・・・、あんまり考えたことがなかったですね・・・・・。
あ!そういえば、小学生は多いですね、お子さんです」

狩生
「え?そうなんですか、それは意外です。予想としては、ビジネスマンの方が多いのかと思っていました」

Aさん
「そうですね、ビジネスマンの方もいますけど、小学生が●割ぐらいです」

狩生
「それはポイントになりますね!」

さて、これで集客時にポイントとなる“対象の人”が浮き彫りになりました。
対象の人がわからなければ、何もできないですからね。

当然のことと思われるかもしれませんが、ざっくりしか調べていない方が多いです。

お客さまをリストアップしたことありますか?
具体的な割合を提示することはできますか?

上記会話の中でも「●割」という言葉は出ていますが、これはあくまで予想。
あとで検証しなければいけません。

なぜなら、往々にして、人は“思い込み”が入るからです。

このあたりのことは、心理学や行動経済学のことを学ぶとよくわかります。人は自分の良いように物事を見ているのです。自分の視点だけでしか見ない傾向にあります。思い込みによって、数字をねじ曲げている可能性すらあります。(ホントですよ)

話を戻します。

中国語教室の対象の人の1つの属性として「小学生」を考えればよいことがわかりました。※実際はもっと具体的な象をお聞きしたのですが、ここでは省略します。

それでは、小学生を対象としてチラシをつくる

・・・・・ではないですよね?

まだまだ情報が足りません。

それに、そもそも本当の対象者は、「小学生」じゃなくて、「小学生の親御さん」ですね。(お母さんであるケースが多いです)

では、なぜ中国語教室を“わざわざ”選んだのでしょうか?

これがわかれば、チラシづくり&集客がぐっと楽になります。

長くなりましたので、この続きは次回にします。

キャッチコピーなど原稿もつくるチラシ制作はこちら

まずはチラシ制作事例集&ノウハウレポートをご覧ください

→なぜデザインから考えいけないのか?
→なぜキャッチコピーから考えてはいけないのか?
→なぜテクニックに走ってしまうのか?
をわかりやすく解説しています。

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