病院などの待合室ではポスターを有効活用する

待合室 ポスター

この前、コンタクトを買いに行きました。

福岡市の天神というところにはコンタクトレンズ屋さんは本当にたくさんあります。私の場合、「とりあえず早く終わって欲しいな」というニーズを持っているので、早く終るところでいつも作っています。

そこでの出来事です。

私が行くところはスピード感がかなりあって、ほとんど「お客さまを待たせる」ということをしません。(私がみんなが行かない平日の朝を狙っているというのもありますが)

「スゴイな」っていつも思います。

だって、昔は1回1回のウェイティングタイムがかなり長くて、「行くの面倒・・・」って思っていましたから。

それはともかく。超スピード感のあるところですが、それでも「少しだけ待つ」ことがあります。そりゃそうですよね。診察をしたり、診断書的なものを作ったりしますので。

そのときには、たいてい手持ち無沙汰で「ボーーー」っとしています。

そして、何気に「目の前に貼ってあるポスター」を見るんです。読みます、それこそ時間がかかってもいいので、じっくり。

これってスゴイことだと思いませんか?

だって、まったく興味のない情報がそこに貼ってあって、それを読んでいるのですから。

眼球がどうだとか、目の病気のことだとか。
普段だったら読まない情報。

私はいつも「人は興味のあるものしか目に入らない」っていう風に言っていますが、待合室のような場合には、“強制的に”見るはめになります。

他にすることがないのですから仕方がありません。

脳は何かしらの情報を探しています。
そのときが来たのです。

待合室のポスターを工夫する

そうです。ポスターを工夫しない手はありません。

なぜなら、そこで強制的に読ませることができるのですから・・・。

ただ情報を掲載していればいいというわけではありません。それは、業種によって違いますし、サービスによっても異なります。(待合室となると、たいていはサービス業になるかと思います)

お客さんに新たな商品サービスを提供するための時間、またはリピートしてもらうための時間にできないか?・・・を考えることが大切です。

まずは、空いている穴から塞いでいく必要があります。
(その穴は普段あまり気づいていない・他社も気づきにくいところ)

ウェイティングタイムという概念

実はこれは待合室に限りません。

私が注目したいのは待合室というよりも“待ち時間”です。

待ち時間が強制的にあるのでしたら、「まずそれを短くできないか?」「短くしたあとは、その時間を活用できないか?(待ってもらっている間に)」を考えてみると、いろいろと面白いことが起きます。

待合室はサービス業が割合多いという補足をしましたが、待ち時間になれば、サービス業に限りません。待ってもらっている間にできることが何かありませんか?

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→なぜデザインから考えいけないのか?
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