経営者向けの講演のように、限られた期間で参加者を集めるイベントでは、ただ情報を並べるだけではなかなか反応につながりません。
「誰に向けた講演なのか」
「参加すると何が得られるのか」
「なぜ今、聞くべき内容なのか」
この3つが一瞬で伝わるチラシにすることが重要です。
今回は、商工会議所の新春講演会チラシをもとに、セミナー・講演会チラシのデザインで意識したポイントをご紹介します。
セミナーチラシで大切な3つのポイント
今回制作させていただいたのは、綾部商工会議所様の「新春講演会」のチラシです。

1. まずは講演テーマを大きく見せる
セミナーや講演会のチラシで最も重要なのは、パッと見た瞬間にテーマが伝わることです。
今回のチラシでは、
目標&ノルマなしでも
社員が自然と育つ仕掛け
というメインコピーを大きく配置しています。
経営者や管理職の方にとって、「社員育成」「組織づくり」「採用」「定着」は関心の高いテーマです。
これにより、チラシを見た人が、
「どういうことだろう?」
「本当にそんな仕組みがあるの?」
「自社にも活かせる話かもしれない」
と興味を持ちやすくなります。
2. 講師の実績をわかりやすく伝える
講演会チラシでは、講師の信頼性を伝えることも重要です。
今回のチラシでは、講師の写真を大きく使用し、さらに以下のような実績を目立つ位置に配置しています。
・テレビ東京「カンブリア宮殿」にも取り上げられた
・10年間増収増益で売上は倍増
・求人募集の際には応募が殺到
・万松青果流チームビルディング
セミナーや講演会は、参加者にとって時間を使って参加するものです。
そのため、
「この人の話を聞く価値がありそう」
「実績のある人から学べそう」
「自社の経営にもヒントがありそう」
と思ってもらうことが大切です。
肩書きやプロフィールを細かく並べるだけでなく、参加者にとって魅力的に見える実績を、短く・強く・わかりやすく見せることがポイントです。
3. 参加する理由を具体的に示す
セミナーや講演会のチラシでは、日時や会場だけでなく、「なぜ参加すべきか」を伝える必要があります。
今回のチラシでは、主な講演内容として以下のような項目を掲載しています。
・なぜ、成果主義ではうまくいかないのか?
・「家族主義」で会社が強くなる
・“フツーの人”が活躍できる組みが大事
・従業員エンゲージメントを向上させる仕掛けとは?
これにより、参加者は講演内容をイメージしやすくなります。
単に「人材育成について話します」ではなく、経営者が抱える悩みに近い言葉で伝えることで、参加への動機が強くなります。
特に商工会議所のセミナーでは、地元企業の経営者、後継者、管理職の方が参加対象になることが多いため、
「採用が難しい」
「社員がなかなか育たない」
「離職を減らしたい」
「社員の主体性を高めたい」
「会社の雰囲気を良くしたい」
といった現実的な悩みに寄り添う見せ方が有効です。
今回のチラシデザインで意識したこと
新春講演会らしい華やかさを出す
今回のチラシは「新春講演会」の案内です。
そのため、ビジネスセミナーらしい信頼感だけでなく、新年らしい華やかさや特別感も意識しました。
赤、金、白を基調にし、和柄や扇、富士山のようなモチーフを取り入れることで、新春らしい雰囲気を演出しています。
通常のビジネスセミナーよりも、少し晴れやかな印象にすることで、
「年始の特別な講演会」
「地域の経営者が集まる公式感のあるイベント」
として見えるようにしています。
講師の写真を大きく見せる
講演会チラシでは、講師の写真の使い方も重要です。
今回は、講師がマイクを持って話している写真を大きく配置しています。
これにより、チラシを見た瞬間に、
「実際に話を聞ける講演会である」
「人柄が伝わる」
「臨場感がある」
という印象を与えることができます。
特に経営者向けの講演会では、講師の表情や雰囲気が参加判断に影響します。
堅すぎるプロフィール写真よりも、実際に話している写真を使用することで、講演の空気感が伝わりやすくなります。
申込み方法をわかりやすく整理する
セミナーチラシでは、興味を持ってもらった後に、すぐ申し込める導線が必要です。
今回のチラシでは、
WEBからの申込み
FAXでの申込み
の2つの導線を設けています。
商工会議所のセミナーでは、参加者の年齢層や企業の申込み方法が幅広いため、WEB申込みだけでなくFAX申込みも用意することで、参加のハードルを下げることができます。
また、QRコードを大きく配置することで、スマートフォンからすぐに申し込めるようにしています。
セミナー・講演会チラシでよくある失敗
情報を詰め込みすぎて、何のチラシかわからない
セミナーチラシでは、伝えたい情報が多くなりがちです。
しかし、タイトル、日時、会場、講師プロフィール、講演内容、参加費、申込み方法などをただ並べるだけでは、読み手の目が止まりません。
大切なのは、情報の優先順位をつけることです。
最初に見せるべきなのは、細かい案内ではなく、
「誰向けの、何の講演なのか」
「参加すると、どんなヒントが得られるのか」
です。
講演タイトルが一般的すぎる
たとえば、
人材育成セミナー
組織づくり講演会
採用力向上セミナー
といったタイトルだけでは、内容は伝わっても、興味を引きにくい場合があります。
今回のように、
目標&ノルマなしでも
社員が自然と育つ仕掛け
というように、少し意外性のある切り口にすることで、読み手の関心を引きやすくなります。
申込み導線が弱い
せっかく良い内容のセミナーでも、申込み方法がわかりにくいと参加につながりません。
QRコード、FAX番号、申込欄、締切、定員、参加費などは、見つけやすい位置に整理して配置することが大切です。
特に商工会議所や地域団体の講演会では、FAXで申し込む方も一定数いるため、申込欄の見やすさも重要です。
講演会チラシは「信頼感」と「参加メリット」の両立が重要
商工会議所のセミナーや講演会チラシでは、派手さだけを追求すればよいわけではありません。
地域企業や経営者に向けた案内である以上、信頼感や公式感も必要です。
一方で、堅すぎるチラシになってしまうと、内容の魅力が伝わりにくくなります。
そのため、
・主催団体としての信頼感
・講師の実績
・講演テーマのわかりやすさ
・参加するメリット
・申込みやすさ
をバランスよく設計することが大切です。
このようなチラシ制作に対応しています
当社では、商工会議所、法人会、業界団体、地域団体、企業様向けに、セミナー・講演会チラシの制作を行っています。
たとえば、以下のようなチラシ制作に対応可能です。
・商工会議所のセミナーチラシ
・新春講演会の案内チラシ
・経営者向け講演会チラシ
・採用セミナーのチラシ
・人材育成セミナーのチラシ
・DXセミナーのチラシ
・補助金・助成金セミナーのチラシ
・創業支援セミナーのチラシ
・研修会、勉強会、説明会の案内チラシ
ただ見た目を整えるだけでなく、参加者に「行ってみたい」と思ってもらえるように、タイトル、キャッチコピー、構成、デザインまで含めてご提案します。
「講演内容は良いのに、チラシで魅力が伝わっていない」
「毎回似たような案内チラシになってしまう」
「商工会議所や団体向けに、きちんとした印象のチラシを作りたい」
このようなお悩みがあれば、ぜひご相談ください。


