集客力がアップするセミナータイトル作りのコツ

チラシノウハウ

講演会やセミナーを1度でも開催されたことがある方なら「タイトルづくりは苦労する」ということをおわかりいただけると思います。

テーマが決まっていても、抽象的であいまいなタイトルをつけてしまったために、あまり集客できなかった・・・というのはよくあることです。 では、セミナータイトルはどうやって決めたらいいのでしょうか?集客力がアップする3つのコツをお伝えします。  

効果的なタイトルをつける3つのコツ

セミナーは目に見えにくい商品ですので、参加者はまず「タイトル」で判断します。

どんなにいい内容のセミナーでも、その魅力が伝わらなければ集客は見込めません。 私の場合、ある講演会のタイトルづくりを毎月作成していたことがあります。また、単発で依頼されることもあります。そのときに考慮することとして次の3つがあります。  

 1.商品力はどうか?(講師が誰か?)

ここは、自分がやる場合は変えられないので仕方のないところです。 たとえば「イチロー」だったら、タイトルなんて工夫することなく集客することができます。 ただ多くの場合、商品力があまりありません(もちろん、私もしかりですけど)。

外部講師を招く場合は、知名度を考えてから講師選定をしてみましょう。講師の知名度が無いとしたら、商品力が無いという前提で考えます。もちろん、ある一定の市場においての知名度があれば、それは商品力があるといえます。商品力が無い場合は、次のテーマ設定が重要になります。 

2.テーマをとんがらせる

テーマは重要です。 たとえば、さきほど出てきた「イチロー」の場合を考えてみましょう。

イチローの場合でも、テーマ設定をあやまると集客力は10倍以上変わります。 例をあげると、 「イチローが好きな動物」・・・では、あまり興味がわかないと思います。もちろん、バラエティ番組だったらOKかもしれませんが。 一方、 「イチローの自己管理術」・・・ではいかがですか?一気に集客力がアップしますよね。  

イチローほどの知名度は一般的にはないですから、テーマ設定でとんがるようにしましょう。
テーマを決めるときに気をつけたいのは”抽象的にしないこと”です。

集客するのは大変な労力がかかりますから、市場が小さくなってもよいので、対象をぎゅっと絞るという方法が有効です。世の中にはたくさんのセミナーがあります。だからこそ、できるだけ絞り込んだほうが反応しやすくなります。

3.キーワード出し

次に、タイトルや本文づくりにはいります。 私の場合ですと、とりあえずテーマに引っかかるキーワードを書き出して、組み合わせて・・・という作業をおこなっています。

最初は「紙」を使ってアナログにアウトプットして、次に「メモ帳」に書き出していきます。 たとえばイチローの場合ですと「イチローが小学生のころから続けている8つの自己管理術」・・・という風に具体的にイメージでができそうなキーワードを書き出していくのです。

参加者は無料でない限り参加費を払うのですから「費用対効果があるか?」をつねに考えています。また、時間を使いますから無駄な時間にならないかも考えます。費用対効果&時間帯効果があると思えば参加します。  

タイトルをつける前に考えること

商品(講師)は変えられない場合が多いと思いますので、タイトルをつける前に、”テーマ”が適切かどうかを考えましょう。 テーマ設定があやふやだと、いくら凝ったタイトルをつけてもあまり意味がなくなってしまいます。

 

他に埋もれるようなテーマになっているとしたら、いくら小さな工夫をしたとしてもなかなか集客につながりません。他ではない何か?をまずはテーマとして決めてみましょう。

 

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